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Gone Home 家族のいない無人の家で気づいたもの

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これは映画ではなくゲームだ。といっても内容はストーリーベースでゲームというより体験型の映画に近かったのでここで紹介してみる。 Gone Homeは雨の激しく降る夜、一年ぶりに家に帰った主人公が我が家に足を踏み入れたところどうやら誰もいない。。何があったのか?事件か? そんな状況から始まる探索ゲームだ。 ゲーム自体は単なる探索ゲームで隠されたメッセージやヒントを探し家族のいなくなった真相を探るというもの。 ここからネタバレを含みます。嫌な人はプレイしてみてください。












このゲームのすごいところは、ホラーやサスペンス物と思わせておいて、バッチど真ん中の青春ストーリーがうまーく展開されていくところだ。
そしてその内容も非常にうまく同性愛について取り上げている。うまいというのは押し付けがましい同性愛についての主張ではなく、当たり前に恋愛をして当たり前に駆け落ちするという、同性だからどう みたいな部分は非常に少なく普通の青春ストーリーのように展開されていくところだ。 あぁ これだなと個人的には思った。考え方の押し付けではなく特殊じゃ無い状態になること、そういうこともあるよね程度の認識に同性愛がなることが大事なんだと。 当たり前になるというのも簡単では無いが少なくとも過激な発言や対立を煽るような活動では無理で、地道に丁寧に理解を広めていくことが必要だ。 この作品は非常に丁寧に同性愛が一つの形としてあり特別で無いことを表現してくれている。自分が同性愛について全く理解できない状態からすっと優しく理解を深めさせてくれた非常に思い入れのある作品だ。 万民におススメとは言い難いがこういう形で学びを得るのも面白いので機会があればプレイしてみてほしい。 コメント *アプリ会員の方のみコメントできます。


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